鎌倉の穴場を観光してみた 〜報国寺、浄妙寺、杉本寺、衣張山、七里ヶ浜〜


僕の考える鎌倉観光オススメコース

どうも。鎌倉・江ノ島が大好きで月2くらいで通っている僕です。ただ、月2で行くとは言っても、結局行くのはいつも同じところ。最近マンネリしつつあったので、今回は思い切って観光客のあまりいない穴場的なところを攻めてみました!そこで今回は、僕が実際に回ったコースについて紹介形式で記事を書いてみようと思います。

報国寺(竹寺)


JR鎌倉駅の東口改札を出て右側の5番乗り場からバスが出ています。そこからバスに約10分乗り「浄明寺」駅で下車し、2、3分歩いたところにあるお寺です。

このお寺は知名度こそあるかもしれませんが、バスでないとアクセスがなかなか厳しいのと、周辺に目立った観光スポットが無いため、色々と観光したい方々には意外と敬遠されているのではないでしょうか?

報国寺の前には専用駐車場も有りますが、数台分しか停められないので素直にバスで行きましょう!

境内に入るのは無料ですが、竹林に入るには入場料が必要です。まぁここまで来て、入場料をケチって帰る人は居ないとは思いますがね。笑

ここまでが無料のエリアです。ここから竹林エリアに行くには、奥の受付で入場券を購入する必要があります。

入館料は200円ですが、+500円を払うと休憩処でお抹茶と千菓子を頂くことができます。竹林を眺めながら頂くお抹茶は最高ですよ。侘び寂びってやつですね〜

竹林エリアへの入り口へ入ると、いきなり雰囲気がいい感じになります。(語彙力←)

どうでしょう、ワクワクしませんか?ただ、いきなり竹林へ飛び込んで行きたいところですが、順路はまっすぐではなく右になっております。楽しみは後に取っておきましょうね!

中へ入ってすぐ右に曲がると、綺麗な庭が広がっております。

とってもいいですね〜(語彙力←)

しかし、奥の方になにやら不気味なやぐらが。調べてみたところ、足利家時と足利義久のお墓らしいです。鎌倉は鎌倉時代に幕府があった地なので、その時代に幅を利かせていた方々のお墓がそこらじゅうのお寺にありますね〜。歴史をきちんと勉強し直して、改めて「古都鎌倉」を巡る旅をするってのも粋ですよね。僕もちょっと、歴史のお勉強をしてみようかしら。

少し奥の方に進んだところに、ロウバイを発見。この時期に咲く花って、ロウバイか水仙くらいしかないですよね。だからこそ、その存在感が際立ちます。健気に咲いてて素敵。僕はロウバイ大好きです。将来、こういう絵を見て短歌や俳句が詠めるおじいさんになりたいですね〜。笑

そして、お待ちかねの竹林への入り口。笹の葉がワサーッってしてて、結構壮大です。夏に来たら、物凄い「涼」を感じられそう。規模こそ小さいですが、京都の嵐山みたいで素敵ですよ。

竹林の中には、冒頭でも書いた休憩処があります。ここでしばし小休憩。笹の葉の奏でる涼しげな音色を聴きながら、ちょっと一息つきましょう。どうでしょう、この雰囲気。物凄〜く贅沢ですよね。

小さい休憩処なので、最前列はすぐに埋まってしまいます。いつか平日の午前中に来て、ゆっくり読書でもしてみたいです。

いや〜めちゃめちゃ癒されました。竹って良いですよね、なんか。

浄妙寺

お次は、報国寺のすぐ側にある「浄妙寺」へ行って来ました。今回の観光のルート的に、報国寺より先にこっちにこの浄妙寺に寄って行った方がスムーズだったかもしれません。ただ、このお寺には「石窯ガーデン」というかなり良い感じの本格的な洋風レストランがあったり、「喜泉庵」というめちゃめちゃおしゃれな茶屋があったりするので、もしこれらのお店に行かれるのであれば、時間帯に応じて訪れる順序を変えてみてはいかがでしょうか。

入り口で入場料200円を払います。

こちらのお寺は、凄く味がありますね。派手さは無いですが、洗練された厳かな雰囲気があります。上の本殿の写真なんか、絵葉書みたいでしょう?

参道の脇に、梅の木とロウバイが植わってました。梅は少しだけ咲いていましたが、まだまだ先ですね。

奥へと進み、本殿の前へ。いやぁ、凄いですね〜(語彙力←)

しっかり参拝して来ました。なんか、如何にも御利益がありそうです。期待しちゃいますね。

うん、かなり良い雰囲気です。

本殿脇から、境内の奥の方へ進んでいきます。

するとそこには、先ほど紹介した茶屋「喜泉庵」がひっそりと佇んでおりました。

チラッとメニューを見てみたところ、お抹茶と千菓子のセットが1000円でした。超絶行きたかったのですが、この日は1人で来ている事、また、先ほど報国寺でお抹茶をいただいたばかりだった事から、今回は行くのを我慢することに。今度奥さんと一緒に来ようと思います。

本格的な鹿威しがあったり、綺麗に整備された中庭も素敵。手前の木は桜でしょうか?是非、花の咲く時期に訪れてみたいです。

先へ進みます。

そういえばこのお寺、所々にこのようなベンチが設置してあります。ありがたいですね。

坂の上には「石窯ガーデン」があります。お寺の境内にこんなおしゃれな西洋レストランがあるなんて、なんだか不思議な感じですね。

さらに奥へと進んで行きます。

すると、またもや足利さんのお墓がありました。足利直義のお墓のようです。

足利さんといえば、小学生の頃に習った金閣寺銀閣寺の義満と義政しか僕は知りません。勉強しなければですね。

割と見晴らしのいい、こんな素敵なところもありました。後ほど登ることになる「衣張山」がよく見えます。

一番奥まで来たので、入り口の方へ戻ります。ここで、境内の地図を改めて見てみると、右側にもまだ何かがあることを確認。

時間はたっぷりあるし、せっかくなので行ってみることにしました。

ほう、神社があるのですね。お寺の境内に神社があるなんて、そんなこともあるんですね〜

細い道を行くと・・・。左手に、勾配がハンパない階段が突如現れます。

なんだか、ワクワクしますね。ジブリの一コマに出て来そうな雰囲気です。

僕は、この雰囲気結構好きです。地味な絵ですが、静かで良いところですよ。

1時間くらい居たでしょうか。たっぷり時間をかけて楽しめました。ここは、まったりと散歩をしにくるのにオススメのお寺だと思いました。

杉本寺

衣張山に行く前、ちょうど通り道だったのもあり、苔の階段で有名な「杉本寺」に寄ってみました。どうやらここ、鎌倉最古の格差高いお寺みたいです。

絵になりますね。カッコイイ‼︎ちなみにこのお寺は、入口が通りに面しています。入口がこんなにカッコイイと、つい立ち寄りたくなってしまいますね。

う〜んイイ(*゚▽゚*)‼︎渋いですね〜

苔の階段です。昔はここを通って本殿に行けたっぽいですが、今は苔を保護する為なのかわからないですが、通行禁止となっております。

上に上がるには、左側の階段を登って行きましょう。

本殿のあるところに着きました。なんだか、とても最古感があります。

お地蔵さんが沢山いました。

小さいお寺なので、さっと回って終了です。さて、ぼちぼち衣張山へと向かうことにしましょう。

衣張山

 いよいよ、僕が本日のメインとして位置付けていた登山です。まぁ登山とは言っても、衣張山の標高はたったの120mなんですけどね。ちょっと前にTSUTAYAで借りた『海街Diary』という映画のロケ地として使用されていた場所なのですが、山頂から見える景色がとてもとても素晴らしくて。映画を見て、すっかり魅力されてしまったのです。

衣張山山頂のへ向かうルートはいくつかあるようですが、今回は「平成巡礼道」というコースを選択してみました。杉本寺のある通りから脇道に入り10分ほど歩くと、「平成巡礼道」のルートに乗ることが出来ます。

途中にある案内看板です。

もう少し進むと、「平成巡礼道」の入口が見えて来ます。

ここから先は一気に森になります。日中でも薄暗く少し不気味ですが、覚悟を決めてレッツ登山です!

※写真は明るくしてますが、実際はもっと暗いです・・・お化けとかが苦手な方は、1人では登らない方がいいかもしれませんね。

奥に進むにつれ、邪悪度が増して行きます。人気も無く、雰囲気に慣れるまで少し時間がかかると思います。ちなみに僕は暗いところやお化けが苦手です。怖さを紛らわすために、写真を撮ることに集中してました。

ここからは、森の写真が続きます。結構本格的な森ですよ。森感が少しでも伝われば幸いです。

この辺りから、少しずつ陽の光が差してくるようになります。怖さはこの辺から無くなっていました。

そろそろ山頂かな〜と途中何度も思いましたが、道程は意外と長く・・・。標高120mって事で完全に舐めきってましたが、普通にキツイです。僕は写真が趣味なので、綺麗な星空を撮るために将来的に登山も趣味にしたいのですが、今のままでは高尾山ですら絶対ムリ。笑

でも、ようやくゴールが見えて来ました。これはもう山頂でしょう。ほら、山頂感、バリバリ出てますもんね。

そして・・・

着いたーーーーーーー(*゚▽゚*)!!!

達成感と目の前に飛び込んできた景色の綺麗さのあまり、「うわーやばー」と結構大きめな声でつぶやいてしまったのを、知らない人に聞かれてしまいました。まさか、先客が居たとは・・・。恥ずかしくて、パシャパシャと写真を撮って割とすぐに下山してしまいました。。ホントはここで少しゆっくりしたかったのだけれど・・・

それにしても、綺麗ですね〜。映画で観た景色のまんまです。素晴らしい!しかも、山頂には大きな山桜の木が植わってました。春になったら、富士山をバックにお花見とか出来たら素敵だなと思いました。レジャーシートとお弁当を持参して、絶対にまた行きます。

さて、そろそろ日が暮れそうだったので、今度は急いで海の方に向かいます。山に登ったり海を見にいったり、忙しいですね。でも、山も海もまとめて気軽に楽しめちゃうのが鎌倉の良いところなんです。

七里ヶ浜

せっかく鎌倉に来たならば、サンセットは絶対に見ておきたいですね。七里ヶ浜海岸からなら、江ノ島と富士山を一緒に見ることが出来ますよ!

鎌倉駅までバスで戻り、そのまま江ノ電に乗り込みます。そして七里ヶ浜駅で降りて、目の前の海岸へ。この日の日の入り時刻の20分前に着きました。ギリギリセーフ!

冬は空気が澄んで晴れた日が多いので、富士山が見える確率が高いです。先ほどの衣張山からもバッチリ見えてましたしね。この日の夕景は完璧でした。100点満点!

夕日が沈んでしまいました。ホント、ギリギリ間に合って良かったです。

そして、日没後のマジックアワー。

美しいですね。僕は何度も来てますが、何度も見ても飽きることのない素晴らしい景色です。ロマンチックでしょう?ぜひ、恋人や家族と訪れてみてください。

完全に真っ暗になり人が居なくなった後も、僕は暫く砂浜に三脚を立てて撮影してました。

夜の江ノ島もとても綺麗です。日が暮れると、サムエルコッキング苑のシーキャンドルが点灯します。キラキラでいいですね。

星空も撮ってみました。

肉眼ではあまり見えませんが、ファインダー越しだと結構写るんですね。夜がふけて辺りが暗くなれば、もっといい感じに撮れると思います。江ノ島と星空の写真もいつか撮りに行きたいです。

いかがでしたでしょうか?僕は半日でこのコースを回りましたが、かなり充実しました。是非、鎌倉観光の参考にしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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