僕は正当に評価されているのか

ひとつ前置き。今日はとても長い文章を書く。

僕が担当している例の案件、ようやくゴールが見えてきた。よく頑張ったよ、本当に。

後輩が途中から入ってくれて、かなり助かっている。ただ、それで後輩だけが評価されているようで、なんだかなぁという感じ。多分、上司は僕が何をやっているのか知らないんだと思う。当初、僕は開発しない予定だったからね。開発要因で雇った派遣の人が、予想を遥かに超えるほど何も出来なくて…。まぁ、僕に開発をさせない方針なのもめちゃくちゃムカついてたけど(SEとしての仕事に集中しろということだったのだろうけど)。見通しが甘すぎるのと、正社員の僕に成長の機会を与えようとしないところ、こういうところも、転職を意識させるキッカケになってしまうんだよ。分かるか、上司よ。

後輩にお願いしているのは、簡単な画面制御と帳票のフォームの作成。帳票に関しては、量が多いのと、触ったことがない僕が一からやるより、何度か経験のある後輩にやってもらった方が早いという判断で全てお願いしたのだ。確かに、超助かっている。助かってはいるんだけど…

要件定義からデータベースの定義、細かい仕様決め、また、データ更新のロジックを考えたり作ったりしたのも全部僕。後輩にお願いしていた部分も、データ集計・更新絡み部分は、全て僕が部品を作って渡してるんだよね。てか、残業時間の明らかな違いを見ても、比重がどうなってるかくらいすぐに分かるだろう。

その他、旧システムからのデータ移行に伴う作業とかも全部僕がやった。個人毎のある金額を管理するデータなんだけど、具体的にいうと、旧システムのデータは整合が取れいないためそのまま移行は出来ないから、データを作る条件をすべて拾い、各個人の明細データを1からすべて再作成した。さらに、その明細データの個人毎の集計と旧システムの個人毎の最終残高を突き合わせ、差異が出ているものをまとめて提示するというところまでやった。結果を確認してもらい、本稼働までに引き続き調査する予定。

僕の経験値を考えれば、遥かにとんでもなく難しいことをやっている。正直こんなに上手くいったことに、自分自身かなり驚いている。最近、色んなところで手応えは掴んでいたけど、100%僕の力を出し切って取り組む仕事は、これが初めて。多分、他の先輩がやってもかなり苦戦するだろう。今回の案件で、僕は自分が大きく成長していることを凄く感じている。SEも開発も、意外となかなかいけるじゃん、って。かなり自信がついた。これ完納し切れたら、転職時のいいネタになるぜ。

でもさ、社内の評価なんてどうでもいいけど(どうせ辞めるし)、なんか虚しいぜ。こんなに頑張ってるのに、ちゃんと見てくれてないなんて。



話は変わるけど、サポート課の課長が6月いっぱいで辞めるらしい。最近薄々勘付いてはいたし、あんなに仕事を押し付けられて、いつパンクしてもおかしくないだろうなとは、2年前くらいからずっと思ってはいたけれど。正直、この人がいなくなったら、うちの保守体制は冗談抜きで崩壊する。同じサポート課の僕より少し上の優秀な若手の先輩も、9月いっぱいで寿退社するらしいし。これでサポート課の人員は、現状入社半年ほどの新人の子と、システムのことは何も分からない素人のおっさんだけとなった。あの鬼のような電話、これから誰が対応するんだろうと思ったけど、とりあえず、上司がすべて受け持つらしい。上司って役員なのに、営業にも納品にも行って、プログラムもガッツリ組んでるんだよね。それだけでも、普通の企業じゃあり得ないことだ。今回サポートまでやらざるを得ない状況になって、流石にいよいよ危機感を覚えてきたみたい。どうやら、東京の人たちの集団退職を恐れているようだ。笑

「この人に全部押し付けておけばいい」という、悪い風習がうちの会社にはある。仕事を押し付けたら、その後気に掛けることも一切ない。僕が今やってる案件も正にそうなんだけど、そういうところが以前からずっと垣間見えるんだよね。それが、人が辞めていく原因なのに。出来る人に全てを押し付け、下を育てない。人がいなくなれば、経験も実力もない下の子が、いきなり担当にコンバートされる。潰れていく会社の典型的なパターンじゃないか。

僕が思っていた通り、この会社は崩壊に向かっている。大阪は、今回の件で一足先に完全に崩壊することになるみたい。大阪本社には、無能な40代のおっさんと新人しか居なくなった。当初東京の倍以上居た人数も、いつの間にか東京より少なくなってしまった。東京でも、僕が入ってから10人くらい辞めてるのに…。あと一名、一人でめちゃめちゃデカい物件を担当しているあの人が辞めたら、今回の件よりもヤバイかもな…。大阪は、その人の存在が最後の砦という感じだろう。

東京も、あと誰か一人でも欠けたら本当にヤバイ状況。去る者追わずといった感じの上司も、ついに、皆んな辞めないでくれと言うようになったくらいだから。笑 多分、僕の予想では、仕事が落ち着く10月を境にまた何人か辞めるだろう。僕も10月まで切れ目なく忙しい予定だけど、変な責任感を感じてタイミングを逃さないように気を付けなきゃ…

5月からまた、殆ど触ったことのないパッケージシステムの改修作業をやらされる。これも、開発言語触ったことあるでしょ、だから出来るでしょといった軽いノリで決まったもの。別の大型ユーザーのシステム改修の仕事も、同じ理由で。ふざけるなよ、やりたくねぇよ。なんて言える雰囲気じゃない…。知識も経験も技量も明らかに足りないのに、出来るわけが無いんだよな。

あー…。ブログ書いてたら、間違えて一つ前の駅で降りてしまった。終電まで、15分も待たなければならない。家に着くの、1時15分頃だ。最近毎日ほぼ終電だよ。キツイ…

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