【扁平上皮癌との闘病日記】点滴失敗


悔しさの捌け口がどこにも無いから、ここに書く。

点滴、うまく行かない。よく分からないし、福ちゃんも痛がっている。正解が分からない。

悔しいけど、今日は諦めた。しかも終電を逃したので、今日は帰れない。

てか、お母さん。僕が今日は帰るって言ってるのに、何で始めようとしたタイミングで風呂入るんだよ。しかも長かったし。せっかく急いで帰ってきて、家に着いたの22時前なのに。結局始めたのは23時過ぎ。

しかし、何度やっても液が漏れてしまう。漏れの原因は途中でわかったけど、今度は針が上手く刺せない。何度も抜いては刺してを繰り返し、福ちゃんにかなりのストレスを与えてしまった。両親は諦めている。なんか、僕と違って福ちゃんのこと家族だと思ってないんだろうな。こんな事言いたくないけど、病院にかかる費用も一切出そうとしないし。僕が言わないからかもだけど。

父は父で、まっっったく興味無さそう。何なんだよ。病院に一緒に来たのに、何にも話聞いてないし。間抜けな質問ばっかしてきやがって。

やっぱり僕がやらなきゃダメだ。点滴、今日は出来なかったけど、明日またやってみる。。この点滴、福ちゃんの生命線だからな…。出来ないからっていって諦めちゃダメだ絶対…

今日来た意味あるのかな、僕…
悔しさと虚しさで泣いてしまった。福ちゃん、ごめんね…

しかも結局こんな時間だし。明日も仕事かよ。無理なんだけど。

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