上高地旅行2日目は、朝起きてまずご飯。寝起きで朝ごはんを食べる習慣が無いので最初はキツかったけど、いざ食べ始めるとあれよあれよと米が無くなっていく。結局、米3合ほどをほとんど僕だけで完食。笑
ご飯の後は、温泉へ。チェックアウトギリギリの時間だったから、貸切状態だったぜ。
大雨が降ってたけど、露天風呂へ。夜も雨が凄かったから露天風呂は諦めてたんだけど、やっぱり入らないのはもったいなくて。雨水のせいか湯がぬるくなり過ぎてしまっていたけど、僕はぬるま湯の方が好きなのでちょうど良かった。
もっと早く起きれば良かったなぁ。まぁ、目は覚めてたんだけどね。なんとなく写真を何枚か撮って、そのまままた寝てしまったのだ。
お風呂から上がり、急いで部屋の片付けと身支度を済ます。そして、10時にチェックアウト。
でも、チェックアウトしたところで外は大雨。とりあえず、下山してご飯を食べようということになった。午後から雨は上がる予報だったので、高ボッチ高原→立石公園という順番で観光するという予定を立てた。立石公園から見える諏訪湖は、「君の名は。」のモデルになったと言われている場所。そこで夕陽を見たくて。
さて、大雨でテンションが上がらないけど出発。出発してすぐ、前日見つけて気になっていたバウムクーヘン屋さんにその場のノリで寄ることにした。
こんな素敵な建物見つけたら、寄りたくなっちゃうよな。時間はたっぷりあったので、中でお茶することにした。さっき朝ごはんを大量に食べたばかりなのにな。笑
店内、小物とかにも凝っていて凄く素敵だった。良い感じのジャズも流れていたり。ザ・趣味の空間って感じ。ここのオーナーさん、幸せだろうなぁ。
途中、トイレ休憩のために寄った道の駅で、スイカとプルーンを食べた。フレッシュでとても美味しかった。僕、スイカ大好きなんだけど、奥さんが大嫌いで、同棲してからほとんど食べる機会がなくて。スイカを食べると、夏！って感じがするね。
峠道が終わる頃には、晴れ間も見えてきた。天気回復してくれて良かった〜
信州といえば蕎麦ということで、蕎麦屋を探してみる。雑誌で適当に良さそうなお店を探し、そこを目指して行ってみたが、ランチ時だというのにもう閉店していた。蕎麦が売り切れたんだと。クソッ！タルんでるわ！すぐ側にもう一軒あったので、そちらで妥協。この店も雑誌に載ってたお店だけだけどね。ただ、めちゃめちゃ混んでて1時間は待たされたぜ…。
注文したのは、天丼セット。
めっちゃ美味しかった。まぁ、雑誌に載るような老舗の信州蕎麦が不味い訳ないよなぁ。大満足。
食べ終わる頃には完全に晴れてきたので、ウキウキ状態で次なる目的地へ。お次は、高ボッチ高原。去年あたりにインスタで見かけてから、ずーっと憧れていた場所。こんなにすぐに行けるとは思わなかった。しかも、奥さんと。
蕎麦屋から1時間弱で到着。何じゃこりゃ。流石に霧出過ぎだろ…
山頂付近手前までは、調子が良かったのに。山頂付近でいきなり視界が悪くなって、みるみるうちに濃霧に包まれてしまった。
外にムチャデカイ蜂いるし…。マジで不気味だった。何だここ、地獄かな…？って感じだった。
でも、せっかく来たので一応散策してみることに。車を移動してもデカイ蜂が付いてくるので、降りる時に刺されるんじゃないかって怖かったりしたけど、頑張ってなんとか逃げ切った。
さて、先に進んでみよう。何かあるかもだし。
うーん…、お花畑って書いてあるけどお花も咲いてないし、諏訪湖が展望できるはずなんだけど、相変わらず濃霧で何も見えない…
クソッ！最初から雨降ってれば来なかったのに！変に期待させやがって！！クソッ！！クソッ！！
来て損したぜ。まったく。
なんか雨も降ってきたし…。僕ら以外人もおらず、余りにも不気味過ぎたので、急いで下山することに。ゾンビでも出てくるんじゃないか？って雰囲気だった。マジで最悪。
でも、下山する頃にはまた晴れてきて…
虹だ。
綺麗なクッキリとした虹。ロケーションは悪かったけど、こんなに綺麗な虹を見たのは、多分十数年振りだった。虹出ないかなーって期待してたので、本当に出てくれて感激。強いて言えば、立石公園に着いてから出て欲しかったけど。諏訪湖と虹、一緒に撮れてたら最高だったろうな。
とりあえず、そのまま立石公園へ。夕焼けにはまだだいぶ早かったけどね。
素敵なところだ。僕は、夢中で同じような写真を何枚も撮っていた。嫌々付き合ってくれてたけど、奥さんはつまらなかっただろうな…ごめんよ…
こういうところで、何もせずただボーッとしてるだけっていうのも、いいと思うんだけどね。
君は、そうは思わないのかい？
段々といい感じになっていく。雨上がりの夕焼けは、高確率で綺麗なのだ。だいぶ期待してたよ。ちょっと雲が多かったけど。
GRとニコンで交互に撮っていく。慌てすぎて、大切なGRが三脚に引っかかってコンクリに引き摺られてしまった…。ショックで放心状態になる僕。テンションが一気に下がり、奥さんももういいでしょ？って感じだったので、引き上げることにした。
名残惜しくて、引き上げた先の駐車場から最後に撮った一枚。
あれ、なんか、さっきより綺麗だぞ…？
GRが傷モノになってしまったショックと怒りで震えながら、その場を後にする。坂道をグネグネと下っていると、空が爆焼け状態の真っ赤に染まっていた。あぁ、もう少し粘っていればな…。後悔の念が一気に押し寄せてきて、さらにテンションが下がる。しかも、「君の名は。」で言うカタワレドキって、日没後のことを言うんだね。これは後で知ったことだけど、この時に気付いてしまっていたら、多分発狂してたぜ。
諏訪湖のほとりのラーメン屋に入るまで、ずっとテンションが回復しなかった。奥さんを不快にさせてしまって、凄く申し訳なかったな…
中途半端な時間になってしまい、日帰り温泉にも入れず。夜ご飯をラーメン屋にしたのも、日帰り温泉の施設内のレストランが終わっていたから。なんか、最終日は少し残念な感じになってしまったな。
もちろん、トータルで見ればとても充実してて楽しかったし、今思い返してもとても、素敵な2日間だったなーと思うけど。ま、何事も完璧に上手く行かないのが僕らしいぜ。あんまりキッチリ予定立てて動いたりするのも好きじゃないし。心残りがあるなら、また行けばいいしな！長野旅行、また行こうね。
